自民党本部・自民党滋賀県連が滋賀県知事選挙の敗北の原因を総括したと報じられている。その内容は非公開だが、少し情報が漏れてきている。

滋賀県知事選挙を自民党が総括 情報資料

▼自民滋賀県連会長が辞意 知事選敗北で引責印刷用画面を開く
京都新聞  2014年08月02日 22時50分

『 自民党滋賀県連は2日、推薦候補が敗れた7月の知事選を総括する会合を草津市内で開いた。県連の上野賢一郎会長と、選対本部長を務めた党県議団の吉田清一代表が、責任をとってそれぞれ役職を辞任する意向を表明した。

 会合は非公開で行われ、上野、吉田両氏が自ら辞意を明らかにした。終了後、取材に対して上野会長は「候補選定は国会議員中心に進めた経過があり、けじめをつけるべきと思った」と述べ、吉田代表は「会派代表として選対本部長を務めた責任がある」と話した。両氏とも近く辞表を出す予定で、後任選出などの対応は今後、協議する。

 会合では国会議員5人が衆院と参院の各支部ごとにまとめた知事選総括を報告した。

  • 「組織を動かしても届かない構造的な課題が出た」
  • 「応援の国会議員の来県があまりに多くてマイナスになった」
  • 「政策にメッセージ性がなかった」

といった反省点を示した。抜本的な組織改革が必要との意見も出た。

 知事選の検証はあらためて県連内に設ける検討組織で進める。佐野高典幹事長は「遅くとも8月中には結果をまとめ、統一地方選につなげたい」と述べた。』

ポイント:

  • 「組織を動かしても届かない構造的な課題が出た」
    →自民党組織だけでは勝てない。公明党との協力が課題だったという意味だろう。
  • 「応援の国会議員の来県があまりに多くてマイナスになった」
    →党本部後から支援だけでは勝てないという意味だろう。
  • 「政策にメッセージ性がなかった」
    →政策、つまり利権だけでは、動かせない票が多かったと言う意味だろう。
  • 8月中に結果をまとめ、9月の統一地方選に向けて大慌てで動き出している。
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情勢分析メモ

  • 自民党本部は、滋賀県連との総括を出すことによって、敗北から慎重に学ぼうとしている。それを9月の沖縄県統一地方選挙にフィードバックしたいと思っているのかもしれない。
  • 滋賀県知事選挙は、私の独自分析では公明票のサボタージュによって、僅差で自民党側こやり候補が負けた。
  • 自民党本部は、国会議員や政府要人などを派遣し、出来る限りのサポートをしたが、結果につながらなかった。この意味を踏まえて、9月の統一地方選挙に反映させたいと自民党本部は考える。だからこそ国会議員5人が参加した。
  • そもそも、滋賀県知事選挙においては、自民党の本部と滋賀県連はうまく協力しあえなかったという情報が飛び交っている。
  • 頭ごなしの党本部の支援では、知事選に勝つことは難しいという結果を踏まえて、総括が行われたと言う雰囲気が伝わってくる。
  • 自民党という組織だけでは、滋賀県知事選挙に勝つことは難しかったという構造的な問題が指摘されている。つまり、公明党の協力がどの程度機能したのかが総括の重要な内容になっているのではないかと思われる。
  • 個人的には、報道で指摘された3つの課題は、そのまま共産党の課題に当てはまる。つまり、組織だけで首長選挙や参院1人区では勝つことが難しいという組織のジレンマだ。
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