2014年9月17日、民主沖縄県連が、同党代表の喜納昌吉氏の擁立を表明した。喜納昌吉氏本人は強い意志を示したが正式な立候補表明はまだだ。

情報資料

▼沖縄知事選に喜納昌吉氏 民主県連が擁立決定
沖縄タイムス 2014年9月17日 12:02

『 民主党県連(喜納昌吉代表)は16日、常任幹事会を開き、11月16日投開票の知事選に、独自候補として喜納代表を擁立することを決めた。県連所属の那覇市議は翁長雄志那覇市長への出馬要請に加わっていたが、県連が擁立の条件とする名護市辺野古の埋め立て承認の「撤回」を翁長氏側が受諾しなかったため、支援できないと判断した。

 県連は16日、喜納氏に知事選への出馬を要請。喜納氏は結論を保留したが、幹事会後の記者会見で「少しためらいはあるが、断ったら県民が失望する」と述べ、強い意欲を表明した。

 自身が出馬する場合は、承認撤回を公約に掲げる考えを示した。

 県連は同日選の可能性が高い那覇市長選では、県連所属の那覇市議が参加した選考委員会が全会一致で擁立を決めた那覇市副市長の城間幹子氏の支援も、白紙に戻すことを決めた。

 喜納氏は、選考委の正式決定前に候補者の氏名が報道されたことなどから「民主的な手続きが取られていない」と理由を述べた。』

  • ポイント:
    沖縄民主県連が喜納昌吉氏を擁立した理由。民主沖縄県連は、翁長雄志氏に「名護市辺野古の埋め立て承認の『撤回』」を要求したが、翁長氏側が受諾しなかったこと。
  • ポイント:
    民主党本部は、喜納昌吉沖縄県連代表をコントロール出来ていない。
  • ポイント:
    まだ、喜納昌吉氏は最終的な立候補の結論を保留。
  • ポイント:
    翁長那覇市長の後継者、那覇市副市長・城間幹子氏の支援も白紙。

選挙情勢メモ

  • 民主県連が、ついに、喜納昌吉氏の擁立を決定した。予想されていたことだが、明確に擁立を決定したことで情勢はどのように変化するのだろうか。
  • 仲井真氏側から喜納昌吉氏に流れる票は殆ど無いだろう。そう考えると影響をうけるのは、翁長雄志氏と下地氏ということになる。組織票は硬く動かないかもしれないが、浮動票には一定の影響を与えるかもしれない。
  • 保革が翁長雄志氏を擁立しているが、これに対して、不安を持つ人もいないわけではない。ただし、不安を持っているからといって、喜納昌吉氏にどれだけの票が流れるのかは不透明だ。限定的ではないかとみる。
  • 喜納昌吉氏は、以前、立候補している3人は全員保守だ、と批判していた。そういう意味では喜納昌吉氏は野党の立場の立候補者になる流れだ。
  • ただし、喜納昌吉氏の唱える「辺野古埋め立て承認の撤回」は、辺野古基地移設反対派にとっては、一定の正当性のあるものだ。票の流れとはまた別に、翁長陣営がどのような動きを見せるのかを注視したい。
  • 民主党本部にとっては、頭が痛い流れだろう。民主党本部からは、鳩山由紀夫氏が辺野古のテントへの謝罪詣を行った(単独プレーかも知れないが)。民主党もまた本部と県連の分裂選挙になるといえる。
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